このガイドを終えると、プラグインから背景地図(地球上に表示されるベース画像)を変更できるようになります。このガイドは、reearth.yml と拡張ファイルの基本的な構造を把握していることを前提としています。
背景地図を変更するには、tiles 配列を指定して reearth.viewer.overrideProperty を呼び出します。各エントリがひとつのタイルソースを表します。Re:Earth Visualizer にはいくつかの組み込み背景地図が用意されており、名前で選択できます。また、URL を指定してカスタムのタイルサーバーを使うこともできます。
サンプルコード
Section titled “サンプルコード”この例では、背景地図を国土地理院標準地図に切り替えます。
reearth.yml
id: basemap-pluginname: Basemap Pluginversion: 1.0.0extensions: - id: basemap-demo type: widget name: Basemap Demobasemap-demo.js
reearth.viewer.overrideProperty({ tiles: [ { id: "gsi", type: "japan_gsi_standard", }, ],});ウィジェットがロードされると、地球のベース画像が国土地理院標準地図に切り替わります。

reearth.viewer.overrideProperty は実行時にビューアのプロパティを設定します。背景地図を変更するには tiles 配列を渡します。指定した画像が現在の背景地図と置き換わります。各タイルエントリには id(任意の一意な識別子)と、組み込みの type またはカスタムの url が必要です。
組み込み背景地図を使う
Section titled “組み込み背景地図を使う”Re:Earth Visualizer の組み込み背景地図を使うには、type に背景地図の名前を設定します。URL は不要で、各組み込み背景地図はタイルの読み込み先を既に知っています。
| タイプ | 背景地図 | Cesium Ion トークンが必要 |
|---|---|---|
open_street_map | OpenStreetMap | いいえ |
japan_gsi_standard | 国土地理院標準地図 | いいえ |
carto_light | CARTO ライト | いいえ |
default | Cesium Ion デフォルト画像 | はい |
default_road | Cesium Ion ロードマップ | はい |
default_label | Cesium Ion ラベル付き画像 | はい |
black_marble | 夜の地球 | はい |
「はい」と表示されている背景地図は Cesium Ion から画像を読み込むため、シーンに Cesium Ion のアクセストークンが設定されている場合のみ使用できます。
カスタム背景地図を使う
Section titled “カスタム背景地図を使う”上記のリストにないタイルサーバーを使う場合は、標準の {z}/{x}/{y} テンプレート形式で url を指定します。
reearth.viewer.overrideProperty({ tiles: [ { id: "custom", url: "https://example.com/tiles/{z}/{x}/{y}.png", }, ],});次のステップ
Section titled “次のステップ”- reearth.viewer API リファレンス:
overridePropertyとその他のビューアメソッド